平成9年に開設した「託老はうす おざいしょ」は、今ある建物より北に200mくらいの場所にありました。
もと洋品店だった店舗を改築したもので、開設当時は、3人のスタッフでおひとりをみてた・・・らしいです。
家族が困ったときに、ちょっと・・でも安心して預けられるところ・・・
そんな小さな施設が 地域にひとつずつあったら・・・と。
(今は、それが現実になってますね)
お年寄りばかりではく、障害をお持ちのまだ若い方もご利用されていました。
だんだん、「お泊りも・・・」という声をいただくようになって
やむを得ず、昼の営業の終わった後、フロアの隅のベッドで泊まっていただくようになり、
だんだん増えて・・・。
真裏にあった小さな工場が廃業されて空き家になっていたので声をかけさせていただき、
壁をぶち抜いた工事をおこなって、
お泊り棟「おざいしょ庵」ができたのが、平成13年。
ご近所の方が「空いてる土地があるから使って」と 建物を建ててくださり、
第二のおざいしょ「おざいしょ・みなみ」ができたのが、平成16年です。
「おざいしょ」のみなみにあるから「おざいしょ・みなみ」。
「共生はうす」という名前は どんな方もともに過ごせる場所を願ってつけられました。
「おざいしょ・みなみ」開設当初は、
・介護保険のデイサービス
・障害者のデイサービス
・認可外の託児所
この3つの事業を同じフロアで行っていました。
のちに、介護保険の通常のデイサービスと認知症対応型のデイサービスに切り替え。
「託老はうす おざいしょ」の建物が老朽化でもう使えないとなった平成10年
ふたつのデイサービスが合体し、通常規模(定員23名)のデイサービスに集約。
現在の「おざいしょ・みなみ」になりました。
お泊り棟の機能もついでに引っ越してきたので、
フロアの一部をベッドルームにして自主事業としてのお泊りサービスを行っています。