お食事をとる、という行為が わからなくなってきている女性の方。
最近では、お昼ごはんを召し上がっていただくことが、とっても難しくなってきました。
口を ぎゅっとつぐんでしまって、お口の中に食べ物を運んでさしあげることが
できなくなってしまったのです。
噛んだり、飲み込んだりすることに問題はないので、
お口の中に入ってしまえば、食べることができるのですが・・・。
あれやこれや試しながら、それでも1時間から1時間半もかかってしまうこともあり、
職員もみんなで悩んでいました。
そこで、おうちではどうしてらっしゃるのか、伺ってみたら。。。
「甘いものなら口は開くので、スプーンの先に ちょっとだけ甘いものを載せて、
その奥にご飯やおかずをのせておくと、なんとか食べられるんですが・・・」とのこと。
さっそく試してみました。
たしかにおっしゃる通りでした!
毎日接してらっしゃるご家族が、プロの私たちよりも よい方法を知っている、ということは
ほんとうにたくさんのケースで見受けられます。
いろんな情報とともに、その方にとってもいちばんいいやり方で接していきたいものです。
これからも 教わる姿勢を大事にしなくては。
ありがとうございます!