「早くひとりで歩けるようになりたい」
・・と はっきりおっしゃるものの
椅子から立ち上がることや ソファでお尻を動かすことも 「できないわ~」とおっしゃる方。
小さな一歩から 少しずつがんばっていきましょう・・・と お伝えするのですが
「なりたい」気持ちが 「がんばってみよう」につながるのには
「できない」の壁が大きく立ちはだかっていました。
どうしたら 彼女の「やる気スイッチ」が入るのかな? と みんなで考えていました。
1時間ほど、会議。
「できること」「できないこと」
「やり方を工夫すればできること」
「工夫するやり方を 最善のものに 全員で統一すること」
そして、リスト化して 彼女と一緒に確認します。
(これが書類化すると「サービス計画書」とか「機能訓練計画書」とかになります)
それから・・・・。
何が変わったかというと・・・・。
一生懸命の気持ちが伝染して スイッチに触れたようです。
「みんながこんなに私のために考えてくれてるんだから
がんばらないといかんね」 と、おっしゃってくださいました。
カチカチだったからだが、びっくりするくらい リラックスしてるときがあり
私たちも驚かされます。
気持ちが伝わると 身体も変わっていくのかもしれませんね。