「ぬり絵」といっても、子どもの頃に取り組んだようなものと
ちょっと違って・・・。
最近は、「大人のぬり絵」というものが、
高齢者施設だけでなく、一般的な趣味のひとつとして
扱われるようになってきましたね。
今日は、ちょっと真面目に・・・ぬり絵の効能について。
「大人のぬり絵」と言われるものは、
下絵がうっすらとした墨で輪郭線を描いてあり、
その対面に 色ののった 完成品の色見本があります。
それを見ながら、それに似せたり、色をアレンジしたりして 塗っていくわけです。
この、「見本を見ながら」というのが、脳の活性化に良いのだそうです。
脳にはいろんな働きがあって・・・。
(以下『ぺんてる・脳を若返らせるぬり絵』より)
まず、後頭葉で下絵とお手本をしっかりと見つめて、
全体の構成を 頭頂葉ではかり、
前頭連合野へと その情報を送って「記憶」し、必要な情報だけを引き出して
前頭葉の外側面で どの色を使おうか、とプランニングする・・・・
と いうように、脳のあらゆる部分を働かせることができるのだそうです。
なかでも・・・
取り組んでみよう、がんばって完成させよう!・・をつかさどる 前頭葉・底部の働き
・・・大事ですね!